黒柳徹子、発達障害の話は本当？自身で告白した書籍とは？

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黒柳徹子さんは発達障害なのか
黒柳徹子さんが告白したのは本当？どこで告白したのか

「徹子の部屋」の女優・黒柳徹子さん。
最近自著の小説「窓際のトットちゃん」朗読と対談の集いを行って、
Yahoo!ニュースなどでニュースになっていましたね。

そんな黒柳さんについて検索をしてみると

「黒柳徹子 障害」「黒柳徹子 発達障害」

という検索キーワードが。

ふむ。「徹子の部屋」などを見ていても、
そこまで何か障害があるというようにも見えないのですが。
早速調べてみました。

黒柳徹子さんのプロフィール

知っている人も多いかもしれませんが、
先ずは改めて黒柳徹子さんのプロフィールを見てみましょう。

名前 ：　黒柳徹子

別名 ：　トットちゃん

生年月日 ：　1933年8月9日（80歳）

出生地 ：　東京都港区乃木坂

血液型 ：　A型

黒柳徹子さんは「徹子の部屋」の司会者。

ちなみに女優、タレント、声優、司会者だけでなく、
そのほかにエッセイスト、ユニセフ親善大使、平和運動家などをされています。

彼女が書いた小説「窓際のトットちゃん」は
実は累計770万部を記録し戦後最大のベストセラー。

芸能人のエッセイ・小説にしては珍しく、
この小説はゴーストライターをつけず全て自筆だと言われています。

そんな黒柳さん、発達障害だという話があります。

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黒柳徹子さんは発達障害なのか？

そんな黒柳徹子さんを調べてみると、
どうやら黒柳徹子さんは噂ではなく、
自分で計算障害と読書障害を持っていると告白したそうです。

その事実がはっきりと告白されたのが2001年発表の
自伝「小さいときから考えてきたこと」

これは、2001年までの2年間の間に黒柳さんが雑誌に載せた
様々な記事をまとめたものだったようで、
その中で次のような一文があります。

私はこの退学になった理由を、子どもらしい好奇心の旺盛な元気な子どもだったから、という率直な気持ちですべて本当のことを書いた。ところが、（中略）『窓ぎわのトットちゃん』をLD（学習障害）の子を多く診ていらっしゃる専門家や研究者から見れば、何もかもがLDに当てはまるということだった。こんなこと私は思ってもいなかった。

小さいときから考えてきたこと (新潮文庫)

この話に出てくる「窓際のトットちゃん」は自身の自伝的小説。

黒柳徹子さんがかつて通学していた実在していた学校「トモエ学園」を舞台に、黒柳さん自身の小学生時代について書いているノンフィクション小説だそう。
一部の学校では教科書に載っていることもあるという名作だと言われています。

この中で印象的なシーンに次のようなものがあります。
トモエ学園に入る前、最初に入学した小学校でトットちゃんは問題児。
そんなトットちゃんについて次のように先生が語ります。

まず、授業中に、机のフタを、百ペんくらい、開けたり閉めたりするんです。そこで私が、『用事がないのに、開けたり閉めたりしてはいけません』と申しますと、おたくのお嬢さんは、ノー卜から、筆箱、教科書、全部を机の中にしまってしまって、ひとつひとつ取り出すんです

窓ぎわのトットちゃん (講談社文庫)

トットちゃんはその後、小学校一年生で、「退学」になってしまいます。
理由は、「他の子の迷惑になるから来ないでほしい」

その他にも、絵を書くときに紙よりも外側に書いてしまう。
授業中に教室から「チンドン屋さん」を呼んでしまい授業にならない
などなどといったことをして「悪いことがわからない」という
発達障害独特の症状が描かれています。

そんな変わった主人公「トットちゃん」が出てくる
「窓ぎわのトットちゃん」はノンフィクション小説と言われていたので、
そこから初めて黒柳さんが発達障害であることに気づかれたとか。

今なお読まれている窓際のトットちゃんの反応

窓際のトットちゃんは1981年に公開された小説。
しかし、今なお話題に上っていたりします。

次のツイートはここ２、３日の反応。

@nikkorikuru 黒柳徹子は『窓際のトットちゃん』読むと、確実にADHDだな、と思う。成功した良い例だよね。平野レミもそうかもねー、息子に遺伝しなくて何より。結構いるよね。うまくエネルギー使えるようなサポートが増えるといいなぁ。社会の在り方もね。

— きょうこ (@prism_on) 2014, 5月 22

ちいさいとき窓際のトットちゃんを愛読してたせいで 旧式の学校机や廃棄の鉄道車両をみるたび小さな黒柳徹子が頭のすみでウロチョロしはじめてかわいい

— 風子 (@fukopam) 2014, 5月 20

電車で窓際のトットちゃん出したら隣の人に二度見された(°_°)読書が似合わなかったのかなw

— 曽根勇樹 (@yuuuuuki2601) 2014, 5月 20

生徒(三年生)が興味を示したので、音読教材は「窓際のトットちゃん」。生徒が持ってるのは、真新しい青い鳥文庫版、私のは愛読のあまりぼろぼろになったの講談社初版。それを眺めていた生徒の曰く 「私の本も、気に入ったらせんせーのくらい古くなるのかなあ」 うん、きっとね。

— じゃりねこ (@jyaricat) 2014, 5月 19

等々力渓谷に初めて行ってきた。爽やかで大変良いところでした。窓際のトットちゃんが飯盒炊爨に行ったところだと聞いたので実家に帰ったら読み返してみよう。

— むしなべ虫子 (@mushi_ko) 2014, 5月 18

正直、個人的に黒柳徹子さんのことは好きなのですが、
こういった過去があったのかと、ちょっと意外でしたね。

そして、こういった弱い部分も全部告白して、
今強く生きている黒柳さんは非常に素敵に見えるのは
なぜでしょうか。不思議ですよね。

現在80歳の黒柳徹子さんの自伝小説「窓ぎわのトットちゃん」
興味が出てきてまだ読んでいない方は是非読んでみてはいかがでしょうか？

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タグ：黒柳徹子 発達障害