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日本初のエボラ出血熱疑い患者が運ばれた”国立国際医療センター病院”とは? [エボラ出血熱]

この記事は4分で読めます。

日本初のエボラ出血熱疑い患者が運ばれた病院とは?

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エボラウイルスに感染した疑いで先日運び込まれた男性。
幸い、今のところは疑い患者として、エボラウイルスの検査では陰性なのですが、依然としてエボラ出血熱のリスクが伴っています。

患者であるジャーナリストの男性は、現在「国際医療センター」というところに滞在しているということです。
エボラ出血熱・日本初の疑い患者が運び込まれた「国際医療センター」とはどういったところなのでしょうか?


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エボラ疑い患者が運び込まれた病院



エボラ出血熱の発症患者は前回述べたように、指定の医療機関のみで治療することができるようになっています。

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今回男性が運び込まれた病院もその一つ。
ニュースなどでは「国際医療センター」という呼び方をしていましたが、正式名称は東京都新宿区にある「国立国際医療センター病院」です。

この病院は厚生労働省が指定する「特定感染症指定医療機関」の一つであり、エボラウイルスのような甚大な影響を及ぼすような危険なウイルスを扱っています。

しかし、全国に45あるというエボラウイルスに対応する特殊病床。
この病院の病室は普通の病院施設とは何が違うのでしょうか?
認定されるにはいくつかの条件が必要だとされています。下はその一例。

1. 病室は個室とし、前室を必ず設置すること。
2. ドアは自動ドアであり、同時に開かないこと。
3. 病室内にトイレ及びシャワー室があること。
4. 内部の空気が外部に漏れにくいような構造であること。
5. 病室に電話機及びテレビが設置されていること。

参考:感染症の予防及び感染症の患者に対する医療に関する法律第三十八条第二項の規定に基づく厚生労働大臣の定める感染症指定医療機関の基準

などなど、面積や床の材質などにも厚生労働省によって定められており、数十項目に及ぶ厳しい規定を全てクリアすることで初めて認可された施設となると言われています。

今回の医療施設は厚生省の認可を受けた特殊な施設。
第一種感染症指定医療機関よりも上位に設定されている施設です。

第一種医療機関の動画まとめ



感染症指定医療機関の動画です。



今回のエボラ出血熱は熱を発症してから3日近く立たないと実際には陽性反応が出ない場合もあるといいます。

現在はまだ嘔吐や下痢などという次の段階の症状もないということだそうですが、まだ潜伏している可能性を考えて、ジャーナリストのオオニシ氏は暫く同病院に滞在するということです。

本当に問題なく、無事にきちんと退院できるのか。
注目してみていく必要がありそうです。


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