金メダル選手 狩野亮の事故とは?【ソチパラリンピック】 [●スポーツ]
【ソチパラリンピック】2日目の今日、金メダル第一号が出ましたね!
今日アルペンスキー男子滑降部門で堂々の金メダルを掴み取ったのは狩野亮選手でした。
しかし、健常者でもなかなか大変そうな、むしろ怖く感じそうなチェアスキーで堂々の金メダルをとった狩野亮選手。
2010年パラリンピックでも滑降で銅メダル、スーパー大回転では金メダルを取られています。
そんな狩野選手は小学3年生のとき、登校中に自動車事故によって脊髄損傷の大怪我を負ってしまったそうです。
NHK番組「おはよう日本」の特集の中でその事故について狩野選手が思い出して語ったのは「同級生や友達と同じことをして遊べないのが一番つらいことだった。みんなはグラウンドで走り回っているが、僕は教室でいろいろやるしかなかった」という思い。
そんな中、中学1年生のとき、父がすすめてくれたのが「チェアスキー」だったのだとか。
それから、数年。
2006年のトリノパラリンピックに出場し、2010年にはバンクーバーパラリンピックでもスーパー大回転で優勝と、着実に成果を伸ばした末の金メダル。
朝日新聞の取材では「前回はがむしゃらに楽しくやって取った金。今回は作り上げて取った金メダルなので、本当にうれしい」と、努力の成果がきちんと実ったようです。
人と違う状況に置かれて、それでも決して負けず、
何かを見つけて最後にはパラリンピックという大舞台で金メダルを掴むというその精神力。
心を折らずに達成するその力は本当に見習いたいですよね。
狩野選手、金メダルおめでとうございます!そしてありがとう!
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