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2014 今年の夏の土用の丑の日はいつ? その由来とは [●カルチャー]

この記事は4分で読めます。

今年の夏の土用の丑の日はいつ?
土用の丑の日の由来とは?なんでうなぎをたべるの?


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土用の丑の日。
この時期になるとどこもそんな売り文句で
むちゃくちゃ高いあのうなぎを販売していますね。

しかし、そもそも土用の丑の日とはなんなのでしょうか?
そしてその由来とは?
さらには今年はいつになるのか?

それについて調べてみました!


土用の丑の日とは?



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土用の丑の日。
この土用の丑の日というのは年に4回あるそうです。

そもそも土用という単語は
陰陽五行から来ているようです。


当時の陰陽師が春夏秋冬を五行で分けたとき、
春は木行・夏は火行・秋を金行・冬を水行で分けると
どうも土があまる。

そこで当時の陰陽師は
土のすべてを育むという性質から、全ての季節に当てはめようと考えます。

そのため立春・立夏・立秋・立冬という
季節節目である四立の直前それぞれ18日を土に当てよう
とし、これが土用の日ということになった
そうです。

その上でこの土用の日の中で
特に12支の丑の日となる日が
土用の丑の日となるわけですネ。


12支は12日周期なので土用の中で
丑の日が二回くる場合があります。
その場合、先に来る方を一の丑、二の丑と言います。

その法則に従うと今年の土用の丑の日は次のようになります。

日付内容
2014年1月18日(土) 冬の土用の丑の日(一の丑)
2014年1月30日(木) 冬の土用の丑の日(二の丑)
2014年4月24日(木) 春の土用の丑の日
2014年7月29日(火) 夏の土用の丑の日
2014年10月21日(火) 秋の土用の丑の日(一の丑)
2014年11月2日(日) 秋の土用の丑の日(二の丑)




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なぜ夏の土用の丑の日にうなぎを食べるのか



しかし、なぜ夏の土曜の丑の日にうなぎを食べるのか。
毎年何気なく食べてますが、確かに気になりますよね。

一番有力な説は江戸時代に遡るといいます。


それは蘭学者の平賀源内が仕掛けたという説です。

Wikipediaによると次のような説明になっています。

それによると、商売がうまく行かない鰻屋が、夏に売れない鰻を何とか売るため源内の所に相談に行った。源内は、「本日丑の日」と書いて店先に貼ることを勧 めた。すると、その鰻屋は大変繁盛した。その後、他の鰻屋もそれを真似るようになり、土用の丑の日に鰻を食べる風習が定着したという。丑の日と書かれた貼 り紙が効力を奏した理由は諸説あり定かではないが、一説によれば「丑の日に『う』の字が附く物を食べると夏負けしない」という風習があったとされ、鰻以外 には、梅干や瓜などを食する習慣もあったようだが、今日においては殆ど見られない。


というように、平賀源内が売り文句を決めた説が
いまネット上でも一番の主流な説になっているようですね。


うなぎ自体はビタミンA群・B群が多く含まれており、
夏バテの解消には間違いなく効くに違いないのは間違いないですが、
本当はうなぎの季節といえば秋から冬にかけてが美味しいと言われています。

が、うなぎはいつ食べても美味しいもの。

土用の丑の日になるとさらに高価なうなぎですが、
夏バテ対策にもうなぎを食べて過ごしてみるのもまた風流かもしれませんね。



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