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エボラ出血熱が日本に来たら?日本でエボラに対応できる医療機関まとめ [エボラ出血熱]

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エボラ出血熱に対応できる日本の医療機関ってどれくらいあるの?
どういった設備と人員がいるの?


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もはや西アフリカ一帯を超えて、アメリカなどの先進諸国ですら2次感染を引き起こしているエボラ出血熱。
アメリカという先進国の医療従事者ですら、エボラ出血熱の2次感染被害に遭っています。
もはや対岸の火事とは言えないこの問題。エボラ出血熱が万が一にでも日本にやってきたら、日本は対応できるのでしょうか。


対岸の火事ではない。エボラに対応できる45医療機関



既に先進国でも蔓延しつつあるこのエボラ出血熱。
日本では国内45の医療施設がエボラ出血熱を含む一類感染症に対応することができると言われています。
それがこちら。近場にある医療機関を確認するのが望ましいかもしれません。


特定感染症指定医療機関 :          1医療機関(4床)

独立行政法人国立国際医療研究センター病院 4床 東京都

第一種感染症指定医療機関 :         44医療機関(84床)



病院名                   病床数  所在地



市立札幌病院                 2床  北海道

盛岡市立病院                 2床  岩手県

山形県立中央病院               2床  山形県

公立大学法人福島県立医科大学附属病院     2床  福島県

JAとりで総合医療センター          2床  茨城県

自治医科大学附属病院             1床  栃木県

群馬大学医学部附属病院            2床  群馬県

埼玉医科大学病院               2床  埼玉県

成田赤十字病院                1床  千葉県

都立墨東病院                 2床  東京都

都立駒込病院                 2床  東京都

公益財団法人東京都保健医療公社荏原病院    2床  東京都

横浜市立市民病院               2床 神奈川県

新潟市民病院                 2床  新潟県

富山県立中央病院               2床  富山県

福井県立病院                 2床  福井県

山梨県立中央病院               2床  山梨県

長野県立須坂病院               2床  長野県

岐阜赤十字病院                2床  岐阜県

静岡市立静岡病院               2床  静岡県

名古屋第二赤十字病院             2床  愛知県

伊勢赤十字病院                2床  三重県

大津市民病院                 2床  滋賀県

京都府立医科大学附属病院           2床  京都府

市立堺病院                  1床  大阪府

大阪市立総合医療センター           1床  大阪府

りんくう総合医療センター           2床  大阪府

神戸市立医療センター中央市民病院       2床  兵庫県

兵庫県立加古川医療センター          2床  兵庫県

奈良県立医科大学附属病院           2床  奈良県

日本赤十字社 和歌山医療センター       2床 和歌山県

鳥取県立厚生病院               2床  鳥取県

松江赤十字病院                2床  島根県

岡山大学病院                 2床  岡山県

国立大学法人広島大学病院           2床  広島県

山口県立総合医療センター           2床  山口県

徳島大学病院                 2床  徳島県

高知医療センター               2床  高知県

福岡市立こども病院・感染症センター      2床  福岡県

地方独立行政法人佐賀県医療センター好生館   2床  佐賀県

長崎大学病院                 2床  長崎県

熊本市立熊本市民病院             2床  熊本県

沖縄県立南部医療センター・こども医療センター 2床  沖縄県

琉球大学医学部付属病院            2床  沖縄県


第一類感染症指定医療機関とは、厚生労働省が一類感染症と指定したエボラウイルスなどの重篤に危険な感染症に対しての治療を行うことができる医療機関のことです。
とはいえ、歴史的に第一類感染症は起きないものであったからか、病床数が全国を合わせて全部で88床と少なめなのが気になるところですね。


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第一類感染症指定医療機関とはどういったところ?




これらの施設には病床まで専用エレベーターがあり、監視カメラによる24時間監視があるそうです。
また、これらの施設には可能な限り食事の受け渡しなどで患者と直接触れないようになっており、気圧調整によって外気にウイルスが流れないようになるなど、非常に高度な感染症対策が行われています。

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スタッフも専門の訓練を受けており、防護服の着脱なども防護服自体に触れないようにするという訓練を受けています。

治療は対症療法の他、場合によっては効果があるとされているアヒガン錠などが使われる可能性があるとされています。

米国医療機関はその準備がままならない中でのエボラ感染者受け入れだったと報道されています。
しかし、万が一日本でエボラ出血熱が発生した場合でも、二次感染を引き起こした米国の病院と違い、かなりきちんとした訓練を受けているスタッフがいるようですので、これは十分なのかもしれません。

広がるエボラ出血熱。その対策がどうなっていくのか。
早く終息することを祈るばかりです。



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