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エボラ出血熱、ベトナム・ミャンマーでも患者が?海外旅行は安全なのか? [エボラ出血熱]

この記事は5分で読めます。

エボラウイルスが東南アジアなどでも発生?海外旅行は安全なの?

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ここ数日、指数関数的に増加しているエボラ出血熱の罹患疑いが
とうとうドイツやベトナムでも登場して話題になっています。

ベトナムなど海外の旅行は安全なのでしょうか?
今回はそれについて調べてみました。

ベトナムでも疑い患者が出たエボラ出血熱



8月23日現在、確認されている死者数は1427人に達し、2日で70人もの死者を出すなど、被害の加速が早まっているエボラ出血熱。

つい最近、香港にてエボラ出血熱の疑い患者などが出てきているなど、世界的にもかなり大きな問題になりつつあります。


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そんな中、20日にはベトナムやミャンマーでも疑い患者が出ていると報道されていました。

ベトナム・ミャンマーでエボラ疑い患者3名が検査中

ベトナムとミャンマーにて、アフリカから東南アジアの2カ国にやってきた3名が発熱の症状からエボラウイルスの疑いで隔離していると当該国の厚生省が発表した。
2名のナイジェリア人は飛行機で当市にやってきた後、隔離のためにホーチミン市熱帯感染症病院に運び込まれた。と、ベトナム保険省は発表した。加えて彼らは発熱以外の症状は持っていないとも発表した。
(中略)
ミャンマー在住の22歳の男性は火曜日にヤンゴンの主要空港に到着した後、病院に搬送されたと、火曜日の深夜にミャンマー疾病予防管理センターが同センターの公式フェイスブックにて声明を発表した。

Vietnam, Myanmar test three patients for Ebola
AFP - August 20, 2014 5:59 AM
Vietnam and Myanmar are testing three patients for the deadly Ebola virus after they arrived in the Southeast Asian nations from Africa while suffering from fever, health officials said.
Two Nigerians were sent to Ho Chi Minh City's Tropical Diseases Hospital for isolation after they arrived in the city by plane, Vietnam's health ministry said, adding that they did not have symptoms other than fever.

In Myanmar a 22-year-old local man was taken to hospital in Yangon after arriving at the city's main airport on Tuesday, the Myanmar Centre for Disease Control and Prevention said in a statement on its official Facebook page late Tuesday.


と、いうことで、ドイツ・ミャンマー・ベトナムなど、
多くの場所で疑い患者が発見されていると報道されている今回のニュース。

ドイツ・ベトナムで発見された患者はいずれもエボラ出血熱は陰性だったということですが、ミャンマーの患者はミャンマーに検査設備がないため、現在インドに検体が送られてそこで調査されると報道されています。

残念ながら感染しても治療法が未だ存在していないために、
どの国もかなり敏感に反応しているようですが、
私たちが海外旅行する場合には大丈夫なのでしょうか?


海外旅行のエボラ感染の危険性は?



この記事は8月23日現在の情報です。
ご旅行前には必ず最新の情報を取得することをお勧め致します。


海外旅行の危険性について調べてみました。
ニュージーランドの政府公式サイトSAFETRAVEL.gov.nzによると
旅行におけるエボラ感染の危険性について次のように述べています。

エボラウイルスはインフルエンザやはしかほど感染力の高い病気ではありません。バスや飛行機で誰かの座った席に座っただけでエボラウイルスに感染するというものではありません。感染患者の血液や排泄物に直接接触することによって感染する病気であるため、ほとんどの旅行者にとって感染リスクは低いものです。これらのリスクが高いのは(エボラウイルスの)医療現場に従事する人々です。


では、各地の旅行は大丈夫なのでしょうか?

● ギニア・シエラレオネ・リベリアの旅行について

この地域に海外旅行するのは危険のようです。

(法律上)海外旅行はできないことはないようですが、
当然、命を守る上で非常に大きな自己責任がかかるようです。

すれ違う誰が感染していてもおかしくない地域なので、
自分だけでなく、帰国してから周りの人へのリスクも大きい地域です。

外務省海外安全ホームページによると、現在流行の中心となっている西アフリカにあるギニア・シエラレオネ・リベリアの3カ国に関しては危険度4段階中3段階目に指定されています
これは現在紛争が起こっている地域とほとんど同じかちょっと低いくらいの地域に発せられる危険度です。

また、商業便がいつ停止するかわからないため、行った場合帰って来れないかもしれないという警告が出されています。
基本的にどうしてもの用が無い時にはいってはいけないという状況のようです。

● 東南アジアの旅行について

外務省ホームページによると、この地域に海外旅行することは原則的には安全のようです(8月23日現在)

現在、東南アジアの地域では外務省から警告も出ておらず、エボラ出血熱は空気感染しないため、原則的には安全であるという扱いのようです。
それ以上に他のマラリアなどの感染症にかかる可能性があると言われています。

感染症についてはエボラウイルスの警告は出されていませんが、8月23日現在MERSコロナウイルス・マラリアなどが発生しており、東南アジアの旅行ではこういった病気に注意するように外務省は呼びかけているようです。


勿論、パンデミックが収束するまでには行かないのが無難ですが、夏のシーズンである以上、チケットなども既にとってしまっているという人も多いはず。

旅行先に行く前には外務省海外安全ホームページにて、自分の行く地域で危険情報が発令されていないか確認されてみることをおすすめします。

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